この世で一番重い罪 占いにまつわる思い出②

占い師さんに占ってもらうのが、昔から大好きでした。

このコロナ禍を経て、たくさんの人が副業について考え始めました。
占い師もすごく増えたと思います。だから、占い師という言葉自体の意味は、だんだん薄まってきています。
でも、それよりも以前の世界で、占い師という職業を選んでしまった人達のことを、私はとても好きだと思っていました。
占い師さんは、親身になって心配してくれる人が多くて、払った価格以上の鑑定をしてもらうこともしばしばありました。
あなた、お金ないでしょう。この値段でいいわよ。と言いながら、延々とアドバイスして下さる方も居ました。古き良き時代だったのかもしれませんね。
占い師さんに言ってもらった言葉で、印象に残っていることはたくさんあります。
その中でも、何回も何回も思い出している言葉が1つあります。
それは、
「人を論破して立場をなくしてしまうことが、この世で一番思い罪なんだよ」
という言葉です。
私は、正論が好きで左脳派だから、つい論破をしてしまうことがあります。
そして、その度にその言葉を思い出してきました。
論破が罪深いってのは、本当にそうなんだろうなって思います。
だって、自分が論破された時には、思いますもん。言い方ってものがあるだろうと。
そういう言い方をするなら、もう協力できないよと。
でも、同時に確信しているのは、私って本当に正論が好きなんだなということです。
正論を言わないというとこまで行かなくて、言ってからその言葉を思い出して、自分の罪深さで調整しています。
きっとこの言葉とは、この先も長いお付き合いになるのだろうと思います。
正しいと腑に落ちているのに、何故私は適切にふるまえる自分を、今でも、目指すことができないんでしょう。危険だなと思いながらも。
#タロット占い#占い師#占いにまつわる思い出
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