返せずにいた去年のお札を返しに、近江神宮へお参りに行きました。
近江神宮には、写真の通り百人一首が一枚一枚飾られているので、それを見るのを楽しみにしています。
実家が石山寺の近くだったこともあり、我が家の百人一首では紫式部の取り合いでしたが、私が一番好きだった歌は、伊勢のこの歌でした。
難波潟 短き葦の ふしのまも あはで此の世を すぐしてよとや ・・・・・伊勢
当時は、意味もそんなに分からなかったけれど、これまでの人生を振り返ってみると、しみじみこの歌が好きだった理由が分かります。
無意識とか、直感ってこういう所にも出ているんですよね。
この頃の自分は、昔とは全然違う気もするけれど、まだこの歌のことは好きだなと思います。