私が、占いのお仕事を魅力に感じる理由の1つが、現場に居られるということです。
現場っていうものを、どう捉えるかは難しいです。
主に製造業で働いていた私は、ほとんど毎日、会社に通ってはいました。
ただ、会社に毎日通っているから、毎日顔を合わせるから、同じ認識で仕事ができる訳ではないと、今では思っています。
でも本当は、チームくらいは、観てる現実がある程度同じだったらいいのにと思っていますし、私はそういう風に、働いていきたいと思っています。
把握できない仕組みや複雑さ、孤独感を、時代が進んだせいだとはいえ、全部飲みこむことからは降りようと思います。
私が所属していたグループで、2種類の商品を扱っていたことがありました。
ある一方の商品の担当の人達は、3人で毎日同じ時間にデスクを後にしていました。
一緒に出ていくから、同じ場所に行っていて、連携して仕事をしていると私は勝手に思ってしまっていたんです。
でも、事実は全然違ったんです。
ただ、一緒にデスクを出発して、帰りにはデスクに戻っていただけ。
そのうちの1人をアシストしていた私は、行動を全く把握できていませんでした。
突然気付かされる機会があったとき、1年くらいの間、自分の観ていた現実はなんだったんだろう?
と思いました。
これは、一例なのですが、把握できないブラックボックスの種類は、どんどん増えていると思います。
だから今、占いをやることで、いろんなご相談を直接聞けるのが、とてもうれしいです。
隣に居るから喋ってもらえる訳ではないと、解っているので。
占いの半分以上は、現状把握だと思います。
その現状に対して、今このカードが出ているということの意味を捉えていくのが、タロット占いだと思っています。
その現状の把握の部分を、自分の想像だけでしなくていいということが、タロットにおいては現場に居るということかなと思いますし、その機会がいただけてうれしいです。
LINEのオープンチャットでの占いも、練習会も、たくさんのお話を聞かせてもらえることを楽しみにしています。
#個人鑑定#タロット