「人生の転機」と言われると、あり過ぎて、脳がフリーズするくらいです。
「人生の転機」を検索しようとすると、すぐに動かなくなるような脳ですが、確かにこれに出会って人生が明るくなったと思うことに「引き寄せの法則」があります。
この法則は、すごく有名だと思うのですが、「引き寄せの法則」に出会って、人生が好転したと思っている人ってどのくらいいらっしゃるんでしょうか?
私は、人生が好転したと強く思っている人のうちの1人です。
「引き寄せの法則」に出会うまでは、今みたいに幸せではなかったと思います。
でも私は、この法則を知った時、特別な物とは思いませんでした。
シンプルな法則の中には、言っていることが正しいと、直感的に感じられるものがあります。
でも同時にそれを実践して、効果を実感していかなければ、自分にとっての真実にはならないんだろうとも感じていました。
禅修行のように、効果があると認識しつつも自分が実践するまでの道のりは遠く、その機会は余程頑張って作らないと得られないのだろう、そんな認識でした。
「引き寄せの法則」は多分「正しいこと」だけれど、「自分の中の真実(現実)」ではなかったのです。
後々、それが自分にとって少しずつリアルになっていくことになります。
信じるようになったきっかけは、時系列は明確ではないのですが、いろんなところから多発してきました。
そして、信じる決定打となった出来事もあります。それについてはまたの機会に書きたいと思います。
今回、書きたいのは、「引き寄せの法則」に不随する考え方の中で、自分に一番影響を与えた部分についてです。
それは、分けて考えるということなのです。つまり、自分の方の願望に意識を向けていくということです。(引き寄せの法則そのものではありませんが。)
これに関しては、2つの体験があります。
1つ目は、友達がその時すごく影響を受けていたから教えてくれたHappyさんの講義のCDでした。
その中で、Happyさんは、ホールのケーキを分けるときの例をあげて、人の幸せは自分の幸せを減らす訳ではないという考え方を伝えて下さいました。
私は、それまで収入が低かったので、会社などで貢献度の割に待遇が良い人などが、気になっていたのです。つまり、会社のお財布をみんなで分け合っている、連帯責任のような考え方です。
それは、事実ではあるかもしれないのですが、ポジティブに仕事に向き合う上では、障害となる考え方でもあるんですよね。
Happyさんのその考え方のおかげで、自分が何を取りたいのか?自分が欲しい物の方に、より目を向けていこうと思えるようになりました。
もう1つは、苫米地英人さんの本を、本屋さんで立ち読みした時に、本のタイトルは忘れたのですが、偶然目にした文章です。
苫米地英人さんは、統合失調症の人について、統合が失調しているというよりは、統合しすぎというようなことを書かれていました。
この文章を読んだときに、ハッとしました。私は昔、メンタルの病気をしていて、分類で言ったら、どちらかと言えば統合失調症寄りだったんです。
私は、物事をくっつけて考える癖がありました。その癖が、とても仕事には功を奏していたんです。少ない情報から、物事を予測することに非常に役に立ちました。
転職を繰り返す私には、必須のスキルだったとも言えます。
役に立つ側面もあったけれど、考えてみたら責任や感情も全部、過去まで遡ってくっつけてしまっていました。
明らかに処理できない情報量で、いっぱいいっぱいになっていたんです。
苫米地英人さんの文章を読んでから、一旦、いろんなことが関係ないと思うことにしました。気持ちがとても軽くなりました。
良く考えたら、関連性って自分が思っているだけと気づけました。
それに、無責任なくらいの方が、仕事の処理速度は高まるということも分かってきました。
そして徐々に、自分にとってのマイナスの特徴(苦しいけど役に立つ特徴)を最大限利用しなければ、貢献できないという思い込みから、自分の得意なことでも勝負できるという風に、考えを変えることができるようになっていきました。
引き寄せの法則で得たものは、他にもあります。
また、書いていきたいと思います。
#引き寄せの法則