今回は、守秘義務について、今思うことについて書いてみたいと思います。
初めにこのことについて書いていた時、私は、主にプライベートとされる活動範囲で、秘密を頑に守ることにより、薄い情報しか共有しないようになってしまうこと。その状態がだんだん、コミュニケーション自体の意味を奪ってしまうかもしれないという不安について考えていました。
それに対して今回は、プライベートではなく、会社の中で感じていたことを、書いていきたいと思っていたのです。
あくまで自分の立場(一般に企業への帰属意識が低いと言われている、期間雇用の派遣社員として)で、思うところを記録しておこうということです。
それは、意味があることだと思っています。
ですが、2025年の参院選の情報を見ているうちに、私は、法律について、何も理解していないということに気づかされました。
今までの私は、自分に課せられていることも理解せずに、やみくもに疑問を深めていました。
おそらくなのですが、私以外の人もそんなに詳しくはないのではないだろうか?と感じています。
自分に課せられていたことを、せめて正しく理解しなければと、今更思い始めています。
ネット記事によると、
(引用元:弁護士法人ALG&Associates 人事・労働・労務相談ALG)
守秘義務と秘密保持義務は異なるものだが、よく混同されているとのこと。
「守秘義務とは、一定の職業に就いている、または就いていた人に課せられる、職務上知り得た秘密を漏洩してはならない、法定の義務をいいます。一定の職業とは、医師や弁護士、看護師、税理士、公務員等、秘密や個人情報を保護する必要性が高いものを指します。
一方、秘密保持義務は、職務上知り得た秘密を漏洩してはならない点は同じですが、当事者の職業に関係なく、契約によって発生する義務であるところが異なります。」上記サイト より一部抜粋
この秘密保持義務の「業務上知り得た秘密」という表現について、法律に明るくない私は、どこからが罰せられるラインなのかを、体感として分かっていないと感じています。
現在、一時的に医療系の仕事をしている限りでは、やはり個人情報の流出というところが一番懸念されていて、それは普通に納得できるところではあります。
ただ、これまで長い間、私が派遣社員として働いて感じてきたのは、それぞれの会社の持っている、決定的だと思える働きづらさだとか、就業前は、隠されている条件について、表に出したり、他社と比較しない限り、それが解消したり、改善したりするとも思えないということ。
そして、誰かと喋らなければ、大変な状況を意味のある辛さに、変えていくことはできないということです。
大変なことでも、その大変さに自分が意味を見出だすことができたら、また、頑張りを誰かと分かち合えたら、人生で良い仕事ができたとさえ言えると思います。
私は、そのくらい、喋ったり、外に出していくことが重要だと思っています。
だから、逆に、秘密を保持することについて、いろんな認識に触れないといけないのだろうなと感じる今日このごろです。

