今日は、シンクロニシティが起こったと思われる出来事についてです。
今でこそ、LINEのオープンチャットで一般のお客様を鑑定させていただいていますが、
最初は、占い師を目指す人同士が鑑定し合うコミュニティで、練習を積ませてもらっていました。
コミュニティで、最初のモニターを募集するとき、友人や知人ではなく、会ったこともない人の鑑定をするのが怖くて、一歩を踏み出すのをためらっていました。
コミュニティで、一歩を踏み出すのも怖かったのですが、私が一番おそれていたのは、自分が根拠を確信していないもので、人に影響を与えてしまうこと。
これ以上、その道を突き進んでいってしまうことだったんだろうなと思います。
特に、私が受けた講座は、未来を好転させることに重きを置いているので、人に働きかける要素が多いです。
それに惹かれて、タロットの道に進んだのに、「未来を描きかえる」ということに怯えていました。大それたことというか、自然界の掟に反するタブーのような感覚を持っていたのだと思います。
モニター募集をかけようと決めた前夜のことです。
私は、そのときAmazonプライムで無料だった「時をかける少女」を観てみようと思いました。
なんで、観ようと思ったのか解らないです。
そもそも、私、映画があんまり観れない人なんです。(集中するのがめんどくさくて)
だから、英語の勉強のためにNetflixを契約したことがあったのですが、3ヵ月くらいお金を払い続けて1本も観ないまま解約したこともあるくらいです。
そのくらい、映画を観ないのに、その日は何故か観ることにしました。
これを言ってもネタバレにはならないと思うので書きますが、「時をかける少女」というくらいだから、時を遡ることができます。
言ってみれば主人公は、時間を自己都合で操るという反則を、やりたい放題やっていたんです。
でも、その中で、やってはいけないことにもちゃんと気付いていくんですよね。
その少女の一生懸命さと純真さに打たれて、すっかり感動してしまいました。
びっくりするくらい、いい作品でした。
観終わったあと、心がクレンジングされたような感覚でボーっとしていました。
本当に悪いことって、ちょっとくらい自然界の掟にはむかうことではないと、ストンと落ちてきました。
私が「未来を描きかえよう」とジタバタするくらい、大したことではないんだと勇気付けられました。
本当に、観る前にあった迷いが全くなくなったんです。
鑑定するにあたって、迷っていくことはとても大事だと思います。
とにかく進んでいければいいというものではなく、本当に信じられる瞬間を少しずつ貯めていくしかないです。(※カウンセリングをメインとされる方は、この限りではないですし、いろんなスタイルがあると思うので一概には言えません。)
でも、確信を貯めていくための一歩を踏み出せたということは、背中を押されているような気がします。
こういうのが、シンクロニシティだと思うのです。
#シンクロニシティ#時をかける少女