シンクロちゃん

シンクロちゃん

シンクロちゃんというタイトルの本に出合ったのは、今から2年ほど前のことです。
仕事でいろいろな要望が重なって、ペシャンコになりかけていたとき、このタイトルと表紙のイメージが自分を元気づけてくれるような気がしてkindleで購入しました。
さらっと読めそうなのに、評価が高いから気になったのと、繰り返し読んだら何かが変わるのかもしれないという気持ちがありました。
そして、最近、3回目のシンクロちゃんを読んでみて、いい本だしやっぱり元気出るなと思うとともに、初めて読んだ時のことをしみじみと思い出しました。
私は、会社で検定試験を受けなければ駄目という状況に居ました。
私のことを思って、検定を受けることを勧めてもらえたのも、関連分野の勉強ができるのもうれしかったけれど、周りの人が確実に受かることが解っていたから、受けるのがすごく嫌でした。
自分だけ落ちるのが恥ずかしいと思ってました。(そして、本当に落ちました。)
そんな時、シンクロちゃんを読んで、自分にOKを出す方法を実践しました。
まず、検定を受けることにした自分をベタぼめ。それから試験の日まで毎日、まだ受けるのをやめてない自分をほめ続けました。エラすぎるし、すごすぎる~と心の中で言い続けました。
ほめ方について詳しくは、本を読んでもらいたいです。こんなに細かくこんなことまでOK出すの?というくらい細かいOKの出し方のスキルや、何故そうするのかということ。そもそも最終的に改善できないことに対しても自分を責めないためには?など、大切なことがたくさん書いてあります。
私は、それを読んで実践するうちに、元気になった上に不思議な手応えを得ました。
試験に落ちた後に、何故か勉強頑張ろうとか、勉強でまだ挑戦できるかもしれない!という結果とは真逆の自信を手に入れたのです。
不思議なんだけど、本当のことなんですよね。
私は、若いころにメンタルの病気をしてから、真正面から勉強に向き合うことは避けてきました。メンタル=脳だと思っていたので、怖かったことが理由のひとつです。それに、制約があった方が習得できることもあるんだから、勉強にこだわらなくてもいいじゃないかと思ってきました。実際にフットワークの軽さで乗り切れた部分もたくさんあったんです。
それが、ハッと我にかえったというか。別に頑なに避けなくても、もう大丈夫かもしれないと思ったんですよね。
これは、シンクロちゃんのおかげで、止めないことの方が大切。できないときの自分を認めてあげることが、結局一番近道と気づいたからなんですよね。
また、何回も読み返そうと思います。
#シンクロちゃん#佐藤由美子#シンクロニシティ
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